本日のYahoo topicに大腸癌増加、男性初の1位」という記事を見つけました。
国立がん研究センターは「がん診療連携拠点病院」の2013年の診療実績を公表よると、今まで男性では胃癌が1位であったが、初めて大腸癌が一位となっている。
13年のがん症例数は高齢化の進行などで増加し、前年から約3万9千例増えた。最多は大腸がん(9万1530例)で、胃がん(7万5265例)、肺がん(7万3017例)と続いている。

これは胃癌はピロリ菌の感染率の低下、及び積極的な除菌により罹患率が減少したとに対し、大腸癌は食生活の欧米化などにより増加したものと考えられる。
また、米国癌学会では、肥満者は大腸癌を発症するリスクが高まることを示した大規模コホート研究も発表されており、生活習慣病に関連し、大腸癌が増加してきた可能性も示唆される。
胃癌、大腸癌ともに検診により早期発見、早期治療ができれば治療でき癌死を避けることができるため、胃癌、大腸癌の死亡率を低下するには検診を定期的にうけることが重要と思われます。