消化器病学会(神戸)

2012年10月15日

 

日本消化器関連学会週間が2012年10月に神戸で開催されたため、新しい知識の習得、及び専門医維持のため参加した。
消化器の学会では本邦最大で、一般演題3,050題、主題演題975題、合計4,025題の発表が行われた。最近では1万9千人に上る参加者があるようだ。
炎症性腸疾患のセッション、ポスターも豊富にあり、特に分子生物学的製剤の発表を焦点とし会場を散策した。
クローン病の治療は最近劇的に変化を遂げてきたが、特に抗TNFα抗体がクローン病治療に変革をもたらしている。
いままでは臨床的に症状が改善することはあっても、潰瘍治癒する「粘膜治癒」まで達成できる症例は限られていた。
しかしながらこの抗TNFα抗体の登場により粘膜治癒まで望める症例が増加し、それに伴い再発率、手術率も著明に抑性されたことが証明された。
劇的な効果の裏には30%ともいわれている副作用をいかにして防止するかが重要となってきている。
関節リウマチでの大規模試験などを通して安全性は高まってきており、炎症性腸疾患でも安全使用ガイドラインの作成が待望されてきている。
抗TNFα抗体はインフリキシマブ、アダリムマブ2種類存在する。どのような症例で2次無効(効果が減弱して症状が再燃すること)を認めるかなどの検討が多く発表され、今後データの集積とともに論文として発表されることが期待された。
 

オリンパスメディカルシステムズ株式会社

学会会場と併設された展示場
EVIS LUCERA ELITE登場
 

フジフィルム

レーザー光源搭載の新世代内視鏡システムの展示

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